読書感想文
「パンとバラ」というパンを読みました。 この本は、1912年にマサチューセッツ州のローレンスで実際に起きた「パンと薔薇のストライキ」を、それに関わった子供の目線から物語にしたものです。 貧しいながらも家族に恵まれ、家族の中で唯一、学校に通ってい…
「聖書の中の友情論」という本を読みました。なんか日記ばかり書いていましたが、本当は読書感想文を書くためにブログをはじめたのです。 これは、皆さんご存知の「聖書」に書かれているいくつものエピソードを引用して、真の友情とは何たるかを考察している…
「星がひとつほしいとの祈り」という短編集を読みました。 いくつもの恋愛、友情、家族愛を読みやすく美しい文章とともに楽しむことができました。短編集だけあってあっさりとした読み味で、穏やかで有意義な時間を過ごすことができました。 恋愛小説が読み…
私は自分を貫こうとするあまり、人との衝突が絶えない人生でした。しかし同時に心根が弱く、人とぶつかり合うたび、申し訳ない気持ちでいっぱいになって、人に嫌われる私なんてここにいてはいけないんだ、と思っていました。 同時に、心にもないことを言って…
「ケーキの歴史物語」という素晴らしい本を読みました。 これは文字通り、ケーキの歴史について書かれている一冊です。 ケーキとは概念である。 ただ食べるためだけのものではなくて、歴史の様々な面で、特別な日を彩るためにつくられてきました。そんなあら…
さて、「乙女の教室」という美輪明宏さんの本を読みました。 私は乙女などというものからは程遠い、がさつな人間です。しかしこれまでの人生の中で自分とは異なる上品な女性とも出会ってきました。 彼女たちの気持ちが少しでも理解できるかと思って、読んで…
さて、「虚構の家」という本を読みました。ネタバレには多少の配慮をしていますが、多少ですので、ご容赦くださいませ。 カトリックの人が書いた本だというから、キリスト教的な物語なのだろうと誤解していました。そもそもキリスト教的な、とはなんでしょう…